介護業界で活躍するなら特養がおすすめ!
特養で働くことに向いている看護師の特徴や現場で求められるスキルを見ていきましょう。適性のある人は、この機会に転職することをおすすめします。
特養には多くの高齢者が入居しています。頻繁にコミュニケーションを取ることになるので、高齢者と接するのが得意な人に向いているでしょう。元々のコミュニケーション能力が高い人にもおすすめです。入居者の中には認知症の高齢者もいるので、認知症看護に関する知識がある人は職場からも歓迎されます。
特養は残業が少なく、定時で帰りやすいといったメリットがあります。そのため、仕事と家庭の両立を目指す人におすすめです。子育てをしている人でも、無理なく働けるでしょう。看護師としてのキャリアを途絶えさせたくないものの、今の職場ではそれが難しいと感じている人は特養に転職してみてはいかがでしょうか。病院勤務は忙しく、プライベートの時間を確保できず悩んでいる看護師は大勢います。ライフワークバランスを重視する人こそ、特養で働きましょう。
しばらく現場を離れていた看護師にも特養は向いています。特養では医療処置を行う機会が少ないので、ブランクがあっても大丈夫です。とはいえ、入居者の体調が急変した際には医療処置が求められることになります。最低限のスキルや経験は必要ですが、それでも病院よりはプレッシャーが少なく済みます。特に、出産を機に退職した看護師の復帰先として人気があります。
近年、高齢者のフレイルが社会問題になりつつあります。フレイルとは、体重や筋力が低下したことで活動量が減り、寝たきりになるリスクが高い状態を指します。そのため、特養で働く看護師にはフレイル予防に関する知識が求められます。入居者の栄養状態や食事の摂取量を正確に把握し、食事の内容や形態を適切に提案するスキルが必要です。
加えて、運動やレクリエーションなどの活動をする際に、入居者が参加できるかどうかを判断するのも看護師の役割です。入居者の状態を見極め、バイタルサインを測定した上で適切な判断を下します。その他にも、服薬管理などを担うことになります。
特養で働く看護師には、入居者の健康管理を長期的に行うための視点を持ち、行動に移していく姿勢が求められます。入居者だけでなく、同僚の介護職員や医師と連携して適切なケアを実施します。緊急時の対応や医療処置の判断、提携機関との連携も重要です。高度な技術を求められるわけではありませんが、緊急時には基本的な対応を落ち着いて行うスキルが必要です。緊急時の対応に不安がある人は、事前に研修に参加することをおすすめします。
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特養で働く看護師の仕事内容は多岐に渡ります。主に入居者の健康管理や医療処置を行いますが、介護職員のサポートに回ることもあるでしょう。なお、夜間対応についてはオンコール制を採用している施設が多いようです。
特養はいくつかの施設形態に分けられます。入居希望者が多く、年々需要が伸びています。原則として、要介護3以上の高齢者を対象とした施設です。費用や職員の配置基準についても事前に確認しておきましょう。